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エスビーエス/ゼロの株式取得

2004年08月08日/未分類

(株)エスビーエスは、(株)ゼロの株式を17億円で取得し、発行株数の15.78%を取得する。

TMCAP2000投資事業有限責任組合と外資系投資ファンド(以下:投資ファンド)を売り手とし、ジャパン・ブレークスルー・2004投資事業有限責任組合(“JBF”)、ZENITHLOGISTICSPTE.LTD.(“ZENITH”)と同社を買い手とする株式会社ゼロ(“ゼロ”)の株式売買契約書を締結した。

買い手グループ3社によるエスビーエスの株式取得の目的は、ゼロの関係強化に加え、中国でのビジネス展開を睨んだゼロとZENITHと)エスビーエスとZENITHの関係構築も含まれる。

加えて、ロジスティック分野に加え様々な分野でのJBFとの今後の関係強化も視野に入れた協調関係を構築する。

また、今回の資本構成の変更により、ゼロは今後更なる成長に向けて、顧客基盤の拡大、海外への展開、より安定したシステム・サービスの提供等を図ることができる上、成長戦略の立案・実行や株式公開に向けた社内体制の整備についての支援を得ることができる。

取得によるメリットは、従来より、ゼロの少数株主であったが、今回の株式取得により15.8%を保有することになりZENITH社に次ぐ第2位株主となる。

今後は、エスビーエスの持つ一般貨物に関するノウハウを提供することでゼロの事業機会を拡大させるとともに、同社が全国規模で展開する物流網を活用することによりエスビーエスの物流サービス機能を充実させていく。

今後ビジネスの飛躍的発展が見込まれるアジア地域、とりわけ中国における展開を念頭にTANCHONGグループとの関係構築を図り、TANCHONGグループはアジア主要地域において、日産車、スバル車、フォークリフト等のディストリビューターを手広く展開するとともに、不動産、レンタカー事業等も推進しておりアジア地域における有力なパートナーとして期待できる。

今回のゼロの株式譲受けを機に、今後はJBFがターゲットとする様々な業種・業態の企業とのシナジーを期待し、JBFによる投資活動と協調関係を構築していく。

株式を取得する会社の概要
商号:株式会社ゼロ(旧日産陸送株式会社)
所在地:神奈川県横浜市鶴見区鶴見中央4-9-11
代表者の氏名:代表取締役社長岩下世志
設立年月日:昭和36年10月24日
資本金30億73百万円(平成16年6月30日現在)
事業の内容:新車・中古車等の輸送、オークションでの検査・構内作業及び車両整備事業等
決算期6月30日
売上高475億円(平成15年6月期)
事業所全国41ヶ所
従業員数1,120名(平成16年6月30日現在)

業績の状況:
総資産21,157百万円(平成15年6月30日現在)
売上高47,453百万円(平成15年6月期)
営業利益1,218百万円(平成15年6月期)
経常利益1,322百万円(平成15年6月期)
当期利益2,491百万円(平成15年6月期)

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