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富士通/PDAタイプのハンディターミナル「Multi Pad」発売

2004年08月08日/未分類

富士通(株)は、レーザースキャナと無線LANを標準搭載するとともに、厳しい環境下での運用を想定し耐環境性を向上させたPDAタイプの新ハンディターミナル「Multi Pad(マルチパッド)」の販売開始する。

本製品は、ユビキタス社会を支える業務端末として、従来の流通分野以外の幅広い業種業態での活用を想定しており、「いつでも、どこでも、誰でも」使える、高い防滴性、耐衝撃性、バッテリーの高持続性を実現するとともに、作業者の利用負担を軽減する優れた携帯性・操作性を備えている。

業務用携帯端末は、これまでの小売業、運輸・物流業などの流通分野から、製造、医療、金融、自治体、電力、ガスなど、様々な業種業態で利用されるようになっている。

それに伴い、同端末には、従来からの要件でもあったバッテリーの高持続性、雨天時でも使える防滴性、落下しても壊れにくい耐衝撃性に加え、作業者の利用負担を軽減するための優れた携帯性・操作性、さらには、1台で複数役をこなす多機能性が求められている。

Multi Pad

本製品は、小型化・軽量化(従来比20%減)を図り、携帯性を向上させるとともに、利用者の意見を取り入れ、ボディの背面をお客様の手に馴染みやすい形状としたことで、長時間利用しても疲れにくい操作性を実現している。

多様なネットワーク環境に対応するために、屋内運用を意識し高速無線LAN(IEEE802.11b)を標準搭載するとともに、屋外での運用も考慮し、公衆パケット網にも対応しており、無線通信が使用できない環境も想定し、高速通信用のアダプタも用意している。さらに、ThinClient運用により、サーバで業務アプリケーションや各種マスタデータの一括管理なども可能となる。

バッテリーは、標準で約6時間、オプションの「高容量バッテリー」装着時には約12時間の長時間稼働を可能し、PDAタイプのコンパクトなボディながら、現場の環境への適応性に優れ、IP54に準拠した防滴性、厳密な落下テスト基準をクリアした高い堅牢性を持っている。

なお、発注、売価確認・変更、倉庫内支援などの関連業務パッケージを用意している(別売)。

販売目標は2006年度末までに、80,000台。

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