日本郵船(株)は、ロシアに物流現地法人“OOONYK Logistics(CIS)”(オーオーオー・エヌワイケイ・ロジスティクス・シーアイエス)を設立した。新会社はモスクワを拠点とし、ロシア向けの国際物流業務に加え、ロシア国内での高品質な物流サービスを提供していく。
昨年ロシア向けのフォワーディングを得意とする英国籍物流企業Mobile ShippingS ervice Ltd(MSSL)を買収し、ロシア物流マーケットに参入した。
その後、MSSLは社名をNYK Logistics(CIS)Ltdに変更して営業活動を行なっていたが、設立したOOONYK Logistics(CIS)は、NYK Logistics(CIS)Ltd(本社英国)のモスクワ支店を現地法人化したもの。
これにより、従来の支店ステイタスでは制約のあった現地トラック会社との直接契約が可能となる等、より幅広い顧客ニーズにお応え出来る体制となる。
NYK Logistics(CIS)Ltd(旧MSSL)は、10年以上にわたりロシア地域向けフォワーディングを手がけている。
新会社概要
社名:OOONYKLogistics(CIS)
所在地:モスクワ
社長:DavidLind*NYKLogistics(CIS)Ltd社長を兼務
資本金:293,900ルーブル