日本紙パルプ商事(株)は、中国における顧客対応力強化の一環として、広東省広州市に駐在員事務所を開設した。
中国における紙・板紙市場は経済成長とともに拡大を続け、1997年には紙・板紙消費量で日本を上回り、また生産量においても2001年に日本を上回り、ともに米国に次ぐ世界第二位の規模となっている。
現在、中国では現地製紙会社、日本を含む世界の大手製紙会社が販売拡大を目指して生産能力の拡大を図っている。
華南地区におけるマーケティング活動、貿易取引は、北京駐在員事務所、上海駐在員事務所と在香港現地法人を中心に行ってきたが、同地区おける取引拡大のためには、より迅速な情報収集および現地取引先との密接な関係構築が不可欠と判断し、広州市に駐在員事務所を開設することとした。
広州駐在員事務所の概要
設立年月日:2004年7月7日
所在地:中華人民共和国広東省広州市天河北路233号中信広場1513号室