鈴与シンワート（株）の平成17年3月期第1四半期財務・業績の概況（連結）の経営成績は下記のとおり。
同グループの売上高は19億53百万円、営業損失55百万円、経常損失76百万円、当四半期純損失76百万円となった。
主な事業の種類別セグメントの業績の概要
情報サービス事業では、公共系、金融系のシステム開発関連や、ソフト導入支援などが堅調で、売上高は9億57百万円となった。売上単価の低下を、稼動工数の増加でリカバリーしている状況。
物流事業全体の売上高は9億90百万円となった。内訳は、陸運事業が、小麦粉の取り扱いが堅調であることに加え、セメント輸送における新規工事口の発生などで売上が伸び、売上高は4億87百万円となった。
海運事業は、業務委託事業依存から脱却し、海貨営業売上の拡大に向けスタートしたものの、柱となる貨物の獲得に至らず、また、建材等の荷役取り扱いも依然として不振であったが、原糖の取り扱いの増加などにより、売上高は2億81百万円となった。
倉庫事業は、大手荷主の取り扱い減を他の荷主の増でカバーし、売上高は2億7百万円となった。
