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エスビーエス/平成16年12月期中間決算短信(連結)

2004年08月25日/未分類

(株)エスビーエスの平成16年12月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

同社グループは、人材部門を中心とするアウトソーシング事業を的確に取り込んだことに加え、新たに株式を買収した雪印物流(株)(7月にフーズレック株式会社に名称変更)が連結業績に組み込まれた効果もあり、業容は拡大した。

当中間連結会計期間の売上高は14,186百万円(前年同期比44.6%増)、営業利益310百万円(前年同期比40.2%増)、経常利益270百万円(前年同期比43.6%増)、当期中間純利益103百万円(前年同期比52.5%増)と大幅な増収増益を達成することができた。

事業のセグメント別の業績
物流事業
雪印物流の加入により、売上、利益ともに拡大した。また、即配事業も、価格に下げ止まり感が出てきたことと売上の拡大により、利益が拡大した。

低温物流(雪印物流)事業は、6月度だけが連結対象となるが、猛暑の影響もあり、日本ミルクコミュニティ(株)向けの単価の引き下げにも拘らず業績は順調で、当セグメント全体としては売上高7,288百万円(前年同期比107.0%増)、営業利益161百万円(前年同期比127.6%増)を確保することができた。

マーケティング事業
メーリングサービス事業は、競争の激化から引き続き単価の低下が進み、取扱数量の増加にも拘らず売上は伸び悩んだ。

一方で、エリア調査の大型案件を受託したこととマーケティング企画事業が概ね順調に推移したことから、当セグメント全体では、売上高5,079百万円(前年同期比7.4%増)、営業利益280百万円(前年同期比27.4%増)と増収増益を達成することができた。

人材事業
企業のアウトソーシングニーズの高まりに伴い、好調を維持した。倉庫等を対象とした軽作業請負業務は、引き続き営業所の新設を実施した効果もあり、売上が拡大した。人材派遣業務も、派遣者数の増加により増収増益となり、当セグメントの売上高は2,074百万円(前年同期比12.4%増)、営業利益133百万円(前年同期比68.8%増)となった。

通期の見通し
通期の我が国経済は、引き続き緩やかな回復基調が続くものの、米国の景気減速など輸出主導の景気回復にかげりが見られ、力強さに欠けるものと予想される。このような状況下で、事業を取り巻く環境は厳しいものの、雪印物流(現フーズレック)の業績が下期はフルに寄与することもあり、通期の業績は、売上高42,983百万円(前期比122.0%増)、経常利益700百万円(前期比90.4%増)、当期純利益377百万円(前期比95.2%増)を見込んでいる。

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