東海ゴム工業（株）は、日系カーメーカーの中国南部進出に対応し、広東省広州市にある自動車用ホースの生産会社「東海橡塑（広州）有限公司」を拡張する。
東海橡塑（広州）有限公司は、2003年12月に東海ゴム独資にて会社設立され、リース建物を利用して自動車用樹脂ホースのアッセンブリーを2004年9月より開始する。
さらに、中国南部における各種自動車用ホースの需要拡大に対応するため、広州経済技術開発区（永和経済地区）に土地を新たに取得し、事業拡大を図る。
同社は、現状の資本金2.5億円を14億円に増資し、土地・建物・設備等の追加投資を2005年迄に約13億円実施する。
東海ゴムは、今回の「東海橡塑（広州）有限公司」の拡張により、既存の中国各地の生産拠点と併せ中国全土の広い範囲に亘る供給体制が確立される事になる。
新工場の概要
所在地：広東省広州経済技術開発区（永和経済区）
土地面積約50,000㎡
建物面積約22,000㎡（延べ面積）
増資後資本金14億円（東海ゴム100％出資）
生産開始2005年10月
売上見込2006年、14億円/年2008年、29億円/年
投資額2005年迄投資累計15億円
生産人員2005年、145人2008年、350人
生産品目：各種自動車用ホース
