川崎汽船（株）は、2007年第4四半期竣工予定で、今治造船（株）が建造する154,200m3型液化天然ガス（LNG）輸送船を正栄汽船（株）他と設立した関連会社を通じ共同傭船し、最長10年間の定期傭船契約をエネルギー商社のJ&SCheniere（J&Sシェニエール）社と締結した。
本定期傭船契約は先週発表致しました川崎造船建造LNG船に続き、同社向け2つ目の定期傭船契約となり、本船は同社グループにて船舶管理を行う。
傭船者は、竣工時には世界最大級のメンブレン船となる本船を、シェニエールエナジー社の米国基地向けLNG輸送の他、今後更に活発になることが予想されるLNGのトレーディング（LNG生産者と需要家を結ぶ）に使用する意向で、本船は大型船のメリットを生かし、傭船者の要望に適した効率的なLNGの輸送を実現する。
新造船概要
全長：約289.9m
全幅：約44.7m
タンク形式・容量:メンブレン型・約154,200m3
造船所：今治造船株式会社
