三菱樹脂（株）は、包装用フィルム関連製品うぃ価格改定を10月21日から実施する。
樹脂原料の値上げを受けて、ことし4月21日から包装用フィルム関連製品についての値上げを実施したが、全面的な値上げには至らなかった。
一方で、昨今のナフサ価格の急騰と内需拡大、中国需要拡大による樹脂原料の逼迫を背景に、樹脂原料メーカー各社は二次値上げを強く要請してきており、同社が包装用フィルムメーカーとして、安定供給という役割を果たすためには、原料の値上げを受け入れざるを得ない状況。
継続的なコスト削減に鋭意努力してきたが、本年の2度にわたる原料価格の上昇は、その努力の域を超えるものであり、現在の価格体系では安定的な製品供給も困難な状況にあるため、今般上記のとおり価格を改定する。
対象商品と値上げ幅：
食品包装用ラップフィルム関連製品10％
ナイロン系フィルム製品10％
透明蒸着フィルム製品10％
