豊田紡織（株）、アラコ（株）、アイシン精機（株）は、中国広州市にシート用フレームおよび機能部品の生産会社を設立した。
新会社は「豊愛（広州）汽車座椅部件有限公司」で、広州市南沙開発区内に拠点を置き、自動車用シートのフレームとシート用機能部品を一体生産する。
従来からシート骨格部品の共同開発、生産で協力関係にあるアラコとアイシン精機は、今回、中国で初めて合弁企業を設立。両社のそれぞれの得意分野を生かし、高品質・低コストのシート用フレームおよび機能部品を生産する。
なお、ここで生産する部品は、同時期に設立する内装品生産会社「広州INTEX汽車飾件有限公司」に納入する。
新会社の概要
社名：豊愛（広州）汽車座椅部件有限公司
（日名：豊愛（広州）自動車シート部品有限会社）
（英名：Fengai(Guangzhou)AutomotiveseatpartsCo.,Ltd）
所在地：中国広州市南沙開発区
会社設立：2004年9月
資本金：14百万USドル（1億1，600万元、15．4億円）
土地面積：6．2万平方メートル
建屋面積：1．3万平方メートル
出資比率：アイシン精機（株）49％、アラコ（株）46％、豊田紡織（株）5％
生産品目：シートバック、シートクッション、シートトラック等の自動車用シートフレームとシート用機能部品
設備投資額：2億元（約26億円）
生産開始時期：2006年4月（予定）
代表者：董事長小野博祥（アラコ常務取締役）、総経理若生安ニ（アラコ）
従業員数：2007年度約200人（日本人5人）
売上高目標：2007年度3億元（約40億円）
