センコー（株）は、イオングループの北海道エリアの物流を受託することが決定し、北海道北広島市に、イオングループ向け物流センターとして「イオン北海道RDC（リージョナル・ディストリビューション・センター）」を建設する。
イオン北海道RDCは、イオン（株）が平成13年から構築に着手し、全国を網羅する統合物流ネットワークの完成を目指している物流施設の一つで、北海道全域に広がるイオングループの各店舗に商品を供給する。
センコーは、イオングループの統合物流ネットワーク計画の出発点となった「イオン仙台RDC」を平成13年6月より運営しており、本件が2件目のセンター受託。
イオン北海道RDCは、平成17年7月の稼動を予定しており、延床面積は約50,000㎡と、センコー最大規模の物流センターになる。
施設の概要
名称：イオン北海道RDC
所在地：北海道北広島市北の里3-2他 広島第2工業団地内
国道274号線、道道江別恵庭線隣接
道央道札幌南ICより9km
敷地面積：58，827㎡（17，795坪）
建物構造：鉄骨造2階建て、自動倉庫棟を併設。
延床面積：49，967㎡（15，115坪）、自動倉庫棟換算面積含む。
接車バース数：67台
主な設備：自動倉庫（10,000パレット）、ソーター（100シュｰト）
機能：
(1)常温RDC機能
生鮮品を除く商品を在庫し、北海道エリアの店舗へ出荷する機能。
(2)常温XD機能
生鮮品を除く商品の荷受・店別仕分を行い、北海道エリアの店舗へ配送する機能。
対象店舗：北海道内のイオングループ殿の各店舗（予定）
竣工予定：平成17年6月
稼動予定：平成17年7月
備考：イオンは既に仙台･関東･新潟･静岡･中部･北陸･関西･兵庫･四国･九州に新しい物流拠点を設けている。
RDC（リージョナル・ディストリビューション・センター）機能
・商品回転率の速い商品の保管と、クロスドック・センター（機能）を経由して、店舗へ商品を供給する機能。
