(株)神戸製鋼所とJFEスチール(株)は、溶接材料事業における両社の提携関係を更に強化するため基本合意した。
①溶接材料生産会社のKOBE・JFEウェルディング(株)(以下:KJW)を神戸製鋼の100%出資会社とする。(現在、神戸製鋼80%、JFEスチール20%)
②JFEスチールグループの溶接材料販売会社であるJFE溶接棒(株)(以下;JFE溶接棒)についてJFEスチールグループは全株式の80%を神戸製鋼に譲渡する。
実施日は2005年4月1日。
神戸製鋼とJFEスチールは、溶接材料事業における提携関係を通じて構築した信頼関係のもと、溶接材料に関する独自技術の移転について十分な準備期間を設けて対応してきた。
この結果、溶接材料の生産を神戸製鋼ならびにKJWに集中させることにより、JFEスチールは東日本製鉄所千葉地区溶材工場を2005年3月末に閉鎖する。