神戸製鋼所／海上貨物輸送の比率、98％に向上

神戸製鋼所は6月26日、2007年度の環境保全取り組み実績と2008年度の目標をまとめた環境報告書「環境・社会報告書2008」を発行した。
物流分野での省エネ対策では、モーダルシフトを活用した取り組みを実施し、鉄鋼部門が新日本製鐵、住友金属工業と内航船を共同で運航し、空船回航を低減。また遠隔地向け輸送でも1船単位のロット集約を行い、相積みして1船単位にまとめ、海上貨物輸送の比率は98％に向上した。
アルミ・銅カンパニーでは長府製造所の中部、関西方面へのトラック輸送を一部フェリー輸送に切り替えた。
また真岡製造所でも、九州・大阪向けの一部をトラック輸送から貨車輸送に切り替えたほか、積み合わせ輸送や積載率向上にも取り組み、大安工場の10t車などの積み合わせ輸送を約10％程度増加した。