日本オラクル(株)は、経営分析システム「Oracle Daily Business Intelligence」(以下:OracleDBI)の最新版を発表した。最新版「OracleDBI」は、統合アプリケーションソフト「Oracle E-Business Suite11i.10」より搭載される。「Oracle E-Business Suite11i.10」は、今秋、日本オラクルより提供開始する。
企業における経営状況の一元管理や、ERPを中心に基幹システムの導入効果をさらに高めるための手段として、経営分析を支援するためのCPM(Corporate Performance Management)アプリケーションの活用が注目されている。
「Oracle DBI」は、「Oracle E-Business Suite」上で実行された各業務単位の情報を業績管理情報として有効活用することを目的とした経営分析システムで、最新版ではCPMアプリケーションとしての機能をより強化している。
また、本システムは「OracleE-BusinessSuite」の全てのアプリケーションで共用される単一のデータモデルを基盤にしているため、企業は信頼性の高いデータを元に迅速な状況把握と経営判断に役立てることが可能。