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プロロジス/既存物流施設4施設を取得、日本での延べ総資産額は1,210億円に

2004年10月13日/未分類

プロロジスは、東京都、埼玉県、千葉県および兵庫県において既存の物流施設、計4施設をアクイジション事業(既存の物流施設を購入、所有運営を行い、顧客に提供する)におけるセール・アンド・リースバックにより取得した。

取得した4物流施設の総賃貸床面積は67,136㎡、取得総額は約80億円で、今後プロロジスは4施設の運営・管理などの業務を引き継ぎ、元所有者であった各顧客企業へ長期間賃貸する。

今回取得した物流施設は、それぞれ物流拠点として関東圏または関西圏の物流の要衝に位置しており、優れた物流拠点として国内における顧客ニーズに対応する物流施設ネットワークをさらに強化された。

取得した物流施設の名称(所在地・テナント名)はそれぞれの地名を取り、プロロジスパーク越谷(埼玉県越谷市、(株)ナイガイ)、プロロジスパーク習志野(千葉県習志野市、(株)Human21)、プロロジスパーク八王子(東京都八王子市、三洋電機ロジスティクス(株))、プロロジスパーク三田(サンダ)(兵庫県三田市、(株)ナイガイ)とした。

プロロジスにとってアクイジション事業による既存物流施設の取得は、プロロジスパーク新砂(東京都江東区新砂、テナント:日本通運(株))、プロロジスパーク浦安Ⅱ(所在地:千葉県浦安市、テナント:(株)良品計画)を加えると計6施設となり、また、セール・アンド・リースバックによる取得は国内では初となる。

なお、ビルド・トゥ・スーツ(特定テナント向け)型そしてマルチテナント(複数テナント向け)型物流施設を含めると、当社が運営・管理する物流施設は国内で合計18施設となり、総賃貸面積は670,137㎡、資産総額は約1,210億円となった。

取得4物流施設
プロロジスパーク越谷:(埼玉県越谷市西方3125、延べ床面積8,977㎡)、テナントは(株)ナイガイ。

プロロジスパーク習志野:(千葉県習志野市芝園2-6-6、延べ床面積23,564㎡)、施設は日本通運(株)の専用施設であり、テナントは(株)Human21。

プロロジスパーク八王子:(東京都八王子市左入町777-1、延べ床面積15,422㎡)、テナントは三洋電機ロジスティクス(株)。

プロロジスパーク三田: (兵庫県三田市ゆりのき台6-3、延べ床面積19,485㎡)、テナントは、(株)ナイガイ。

プロロジスは現在、ビルド・トゥ・スーツ(特定テナント向け)型そしてマルチテナント(複数テナント向け)型物流施設の素地からの開発・所有運営するディベロップメント事業、そして顧客のニーズに応える為、多種多様な物流施設を、規模、立地、賃貸借条件などの面から、豊富な経験と知識を持ったプロロジスの専門家チームによって価値判断し、取得するアクイジション事業を展開している。

物流産業・業界は現在、物流の効率化/コスト削減、ノン・アセット化、オフ・バランスシート化による資産圧縮・資金効率の向上などへのニーズが急速に高まっている。当社は、今後も顧客企業や既存オーナーのオフバランス・ニーズの受け皿となるアクイジション事業も積極的に推進する。

セール・アンド・リースバック
セール&リースバック(Sale&Leaseback)とは、プロロジスがお客様の使用する物流施設の所有を引き受け、再びお客様に賃貸施設として提供するもの。お客様が所有する既存物流施設をプロロジスが購入し、その価値相当額の資金を還元する。そして長期的ビジネス関係に基づく賃貸借契約を締結することで、お客様は従来通り、同じ施設を使用する。減損会計導入への対応や、財務体質の改善が企業存亡につながる急務となっている今、不動産のオフバランス化は、その最も有効な事業戦略の一つとなっている。プロロジスが提供するセール&リースバックは、バランスシート上の物流施設を資金化することにより、資産の圧縮、自己資本比率の向上、戦略投資資金の捻出を図り、お客様がコアビジネスに集中できるようお手伝いする。

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