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岡村製作所/RFIDを活用した重要・機密書類管理システム発表

2004年10月13日/未分類

(株)岡村製作所は、日本信号(株)のRFID技術を利用した重要・機密書類の管理システム「i-TagCabinet(アイタグキャビネット)」を共同開発し、11月5日から販売する。

「i-TagCabinet」は電子制御されたユニット型収納書庫に保管された重要・機密書類の不正持ち出しを防止すると同時に、収納物の利用履歴をメモリーし、その整理・検索機能の有効活用をも高めるもの。

「i-TagCabinet」は、入退室管理システムや監視カメラシステム等と連係することにより、より高度なセキュリティシステムの実現ができ、来年4月の個人情報保護法の全面施行に伴い、各企業に課せられた情報漏洩対策のソリューションとしてのツールになる。

「i-TagCabinet(アイタグキャビネット)」の特長
1.ICカード/ICタグの利用による重要・機密書類(ファイル)の安全管理
電子制御された同一モジュールの収納書庫にリーダライタを実装し、個人の所有するIDカード認証によって、許可された重要・機密書類(ICタグ貼付のファイル/ファイルボックス等)の持ち出し・返却行為を厳正に管理する。

2.利用履歴とデータベースの活用で業務の効率化
「誰が・いつ・何を」取り出した、返却したかの個別ファイルごとの利用情報及び収納書庫の運用状況が利用履歴として記録され、保管された重要・機密資料の整理と検索機能の充実により管理業務の効率化が図れる。

3.高度なセキュリティ機能で安全・安心管理
一連の操作は全て収納書庫脇の操作パネル部で行うが、収納書庫は常時施錠されており、IDカードによってアクセス許可されたファイル等の保管された書庫のみが解錠・LED表示され、もし利用(開扉)しなかった場合には、オートロック機能の働きにより自動施錠。また、一定時間以上の利用(開扉)についてはその警報を発っする。

許可外のファイル等の持ち出しや、所定棚以外への返却操作についても、棚段ランプと警報音で知らせるとともに、そのアラーム記録を残す「誤取り出し・誤返却機能」を標準装備している。

4.入退室管理/監視カメラシステム等の連係でハイセキュリティ空間の実現
「i-TagCabinet」はオカムラが提案する総合型オフィスセキュリティを構成する1システムであり、各システムと同一IDカードを共有し、建物やオフィスルームへのセキュリティゲートや入退室管理システムと監視カメラシステム等と連係することで、よりハイセキュリティ空間を提供することができ、トータルでの導入コストを抑えることにもなる。

5.ICタグ(RFID)の巾広い応用範囲
「i-TagCabinet」に応用したICタグは、今まで実現困難と言われてきたスチール棚対応を可能としたものであり、同社製品のキャビネト、書庫、物品棚、移動棚等にも巾広く適用できる。

また、「i-TagCabinet」に利用されたRFID技術は、オフィス内における重要・機密書類管理のほか、あらゆるシチュエーションでの応用が可能で、金融機関における債権・融資書類の保管管理システムや、企業内のPC等重要備品類の予約/持ち出し・保管管理システム等、幅広くソリューション展開ができる。

初年度販売目標は3億円(基本モデル60セット)。

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