(株)岡村製作所は4月25日、高速ローラーコンベヤ「ラピロールコンベヤ」を発売した。ラピロールコンベヤは、平ベルトのフリクションで駆動するローラーコンベヤで、最高毎分120mの高速搬送を実現した。
ゾーンごとにローラーの駆動コントロールが可能で搬送物をコンベヤ上に溜めておく機能をもつ「アキュームレーション」タイプと、すべてのローラーを一括して駆動する「ベーシックタイプ」を品揃えしており、用途に合わせて選択が可能。
アキュームレーションタイプは、駆動ベルトの接触・非接触により、ローラーの駆動回転とフリー回転の切り替えができる。これにより搬送物を惰性で前詰めでき、隙間の少ないアキュームレーションを可能にする。搬送速度は最高毎分60m。
ベーシックタイプはすべてのローラーを一括して起動・停止するタイプで、最高毎分120mの高速搬送が可能。
同社では初年度販売目標として3億円を目指す。
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シンプルな駆動構造で最高毎分120mを実現