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DHL/マレーシアのIT施設に1,300万米ドルの投資

2004年10月13日/未分類

DHLは、マレーシアのサイバージャヤにあるマルチメディア・スーパー・コリドーに設立した「グローバル情報サービス(以下:GIS)センター」の拡張に1,300万米ドル強の投資を行う。

同センターは、DHLのネットワーク全体に関わるグローバルなITコーディネーション・プログラムの核となる施設で、今回の投資により、1998年に新設されたGISサイバージャヤ施設に対するDHLの総投資額は6,500万米ドルになる。

サイバージャヤ施設の拡張と、ことし9月のチェコ共和国プラハのGISセンター開設によって、DHLのグローバルのIT業務体制はさらに強化し、この2ヶ所のGISセンターは、米国アリゾナ州スコッツデールのGISセンターにより補完される。

アジア、欧州、米国に戦略的に配置され、世界中のネットワークをカバーするこれら3つのGISセンターでは、DHLのITソリューションの設計、開発、導入、サービス管理を行う。

GISセンターを世界の異なる時間帯と大陸に配置することで、DHLは文字通り「太陽を追う」業務サイクルを実現し、世界中でいつでも完全なITのサポートとサービスをお客様に提供することができる。

マレーシア・サイバージャヤからプラハへの業務引継ぎは、中央ヨーロッパ標準時間(以下CET)の午前10時に行われ、プラハからアリゾナ州スコッツデールへの引継ぎは午後6時(CET)に行われる。

新しい建物は床面積約7,897㎡の4階建てで、5,200万米ドルを投じて建設された既存のGISビルとは2つの橋で結ばれ、GISサイバージャヤの総床面積は約17,190㎡に達っする。

550人が収容できる新しい建物には、新しい開発データセンター、トレーニングルーム10室、会議室20室以上とカフェテリアやスタッフ用のレクリエーションエリアが作られる予定で、DHLの業務に必要とされる業務復旧レベルを満たすために、このセンターは最高レベルの規格によって建設され、建築は今月開始され、2005年中ごろに完成する。

DHLがこれまでにアジア太平洋地区のインフラやテクノロジー、ネットワークの拡張と強化に投資した金額は11億5,000万米ドルを超えている。

この金額には、DHLが2000年以降行っている3億米ドルのインフラ開発プロジェクトの一環として設立した、同地区でのすべての貨物輸送をコントロールする「アジア太平洋品質管理センター」と、アジア太平洋地区最大の香港のハブ「セントラル・アジア・ハブ」1億米ドル相当、及び中国への投資(「ロジスティクス・センター」、「スペアパーツセンター」、オフィス)2億1,500万米ドル相当のプロジェクトが含まれている。

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