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トヨタ/「グローバル環境マネジメントシステム」スクール開催

2004年10月20日/未分類

トヨタ自動車(株)は、海外生産会社での環境取組みの一層強化を図る為、トヨタの環境管理基準「グローバル環境マネジメントシステム」(TOYOTA-EMS)を策定し、海外の環境保全担当者に対し、これを指導するスクールを10月18日から22日の5日間トヨタ(三ケ日研修所、他)にて開催する。

トヨタは従来より、環境問題への対応を経営の最重要課題の一つと位置づけ、車両の開発・生産、リサイクルに至る諸課題に鋭意取組んでいる。また、グローバルな事業活動を通じて環境問題への対応を強化していくため、海外生産会社に対しISO14001認証の取得促進を図る他、2000年度からは、国内外の連結子会社の「連結環境マネジメント」を導入しグループ全体で環境保全を展開している。

さらに2003年度からは拡大する海外生産に対応し、各国・各地域で最もクリーンな生産活動を目指し、「エコファクトリー活動」を開始した。

「グローバル環境マネジメントシステム」は、従来の管理基準であったISO14001をさらに高度化したもので、ISOに基づく環境管理手法に加え、トヨタが長年醸成してきた環境保全に関わるマニュアル、作業標準書を活用し環境部門だけでなく、生産現場のスタッフレベルにまで環境保全活動を徹底し、より実効性の高いマネージメント(異常・苦情ゼロ、環境リスクの最小化、環境パフォーマンス向上など)を実現するもの。

トヨタではTOYOTA-EMSの導入により生産活動における「CO2の削減」、「化学物質の削減」、「廃棄物の削減」など環境負荷をより一層削減し、地域社会と調和した環境保全を推進する方針。

また、スクールには21ヶ国31事業体より40名の環境保全担当者が参加し、同社のプラント・エンジニアリング部、環境部の部員が講師となり、TOYOTA-EMSに基づきトヨタの環境取組方針、環境管理を効率的に実施するためのマネジメント手法、環境負荷が高い設備の管理方法、環境改善事例(CO2、廃棄物等)並びに環境管理監査手法などについて座学、現地現物をまじえ教育を行う。

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