豊田自動織機は3月23日、産業車両の北米事業を統括する子会社の設立を決めたと発表した。
同社は、北米における産業車両事業について、フォークリフトに強みをもつTOYOTAブランドと屋内運搬用ウエアハウス機器に強みをもつRaymondブランドの2 ブランドを2販売チャネルで展開している。
これまでは、生産方式の共通化や共同調達等で、シナジーを追求してきたが、北米産業車両事業のさらなる強化とシナジーの最大化をねらいとし、両ブランドの製造・販売を統括する新会社を設立して、経営統合を行うことにした。
子会社の概要
名称:Toyota Material Handling North America, Inc. (TMHNA, Inc)
所在地:米国インディアナ州コロンバス市
取締役:(常勤) 佐々木 一衛 <会長> James Malvaso <社長>
事業内容:北米産業車両事業の統括
資本金:10万ドル
設立:4月1日(予定)
株主:Toyota Industries North America, Inc. (TINA) 100%