エクセルは、延べ11万8400平方フィートの新しいSCM施設「エアゲート」を豪州のシドニーにオープンさせた。同社は既に、豪州国内で延べ130万平方フィート、アジア太平洋地区全体で延べ1200万平方フィートのSCM施設を稼動させており、今回の施設建設でさらにキャパが増大することになる。
エアゲートは、豪州のロジスティクスのハブであるシドニーの国際空港や貿易港の付近に位置。各種貨物取り扱い機器や空調設備が整備されている上、セキュリティ対策も完備。特に、高付加価値貨物や取り扱いに注意を要する貨物を対象としている。
エクセルは現在、ファッション衣料や健康関連といった、緊急貨物の需要が多い国際企業を顧客として抱えている。エアゲートについても同様に、シドニー発着の緊急貨物の受託の面で強みを発揮したい考えだ。
エクセルはエアゲートについて、マクォーリー・グッドマン社とのリースバック契約（賃貸借契約付き売却）に基づいて運営する。
