本田技研工業(株)は、北米におけるパワートレイン系部品の現地生産を拡張する。
北米での四輪車生産能力を年間140万台へ引き上げるのに合わせて、パワートレイン系部品の現地生産化をさらに進めるもので、今回の合計2億7,000万ドルの投資により北米における累計投資額は約85億ドルとなる。
計画の主な内容
ジョージア州に年産30万基、投資額約1億ドルのトランスミッション組立工場を建設する。
オハイオ州のトランスミッション工場で約1億ドルの投資をおこない、高精度ギアを現地生産化する。
アラバマ工場のエンジン生産ラインで約7,000万ドルの投資をおこない、エンジン部品の更なる現地生産化を進める。
トランスミッション新工場設立と、オハイオ、アラバマの業容拡張により、Hondaの北米における四輪事業の生産フレキシビリティを向上させ、変化するお客様の要望により柔軟に対応できる体制とする。
二輪、四輪、汎用、部品、合わせて北米に12の生産拠点を持ち、生産、開発、販売、物流などを合わせた北米事業への累計投資額は約82億ドル、北米での直接雇用は30,000人以上となっている。