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宇徳運輸/平成17年3月期中間決算短信(連結)

2004年11月14日/未分類

宇徳運輸(株)の平成17年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

グループの業績に深く係る輸出入貨物の荷動きは、前年同期を上回り好調に推移しているが、収受料金の改善にまでは至らず、また電力業界、公共事業ともに設備投資の抑制が続き、極めて厳しい環境が続いている。

同社グループは高品質物流サービスの提供に努め、営業拡大を図るとともにグループ経営の強化を進めてきたが、今中間連結会計期間におけるグループの営業収入は171億3千2百万円(前年同期比1.3%減)に止まった。

収益面では、グループ各社、協力店社のそれぞれにおいて営業支出の削減に取り組んだ成果が現れ、営業総利益は33億3千9百万円(前年同期比12.0%増)となった。また、業務費と一般管理費は、グループ全体でその圧縮を継続して努力した結果、前年同期比6.7%の削減を達成し、営業利益として7億7千7百万円(前年同期比228.5%増)を、また経常利益として7億2千7百万円(前年同期比220.8%増)を計上することができた。

特別損益の項目では、土地売却等により固定資産売却益8億7千5百万円の特別利益を計上し、また、固定資産売除却損、役員退職慰労金等で3千3百万円の特別損失を計上した。

その結果、税金等調整前中間純利益は15億6千9百万円となり、更に、法人税・住民税及び事業税及び法人税等調整額を控除した後の中間純利益は、11億9千4百万円(前年同期は、中間純損失12億5千2百万円)。

セグメントの状況
港湾運送事業
北米向け及び中国を中心としたアジア向けの建設機械及び車輛等の取扱いが堅調であったことに加え、コンテナ取扱量も順調に推移したこと、新規業務の受注等業務量が増加したこと等により前年を上回る73億9百万円(前年同期比14.8%増)。
営業利益は、営業収入の増加に加え作業効率の改善、作業費用の圧縮及び経費の削減に努めた結果、8億4千5百万円(前年同期比67.7%増)の利益となった。

物流事業
重点顧客・戦略顧客に営業力を傾注し、営業拡大に努めたが、前期に不採算事業から撤退したこと等により営業収入は71億7千1百万円(前年同期比8.8%減)に止まった。営業損失は不採算事業撤退効果に加え、業務処理作業の効率化及び経費の削減に努めたが1億9千万円(前年同期は、営業損失5億5千8百万円)となった。

プラント・機工事業
プラント・機工事業は、工場設備据付工事等の新規業務の受注等があったものの、国内外において前期にも増して厳しい状況となり、全体として営業収入は前年同期に比べ減少し22億5千8百万円(前年同期比15.8%減)となり、営業利益は9千1百万円(前年同期比58.0%減)となった。

不動産・その他事業(省略)

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