センコン物流が5月14日に発表した2010年3月期決算によると、売上高は116億3600万円（前期比0.8％増）、営業利益3億600万円（58.3％増）、経常利益3億3800万円（184.0％増）、当期利益1億2300万円（130.7％増）となった。
営業利益は、販売管理費の圧縮と乗用車販売事業の増収効果などで大幅な増益となった。また、退任した役員の経営者保険解約金による営業外収益があり経常利益が増加した
運送事業は、食品や生活用品の一部の流通貨物の輸送量は増加したが、生産関連貨物と建設関連貨物などが減少し、売上高は43億7000万円（6.7％減）となった。営業利益は、原価圧縮などで2億300万円（51.8％増）だった。
倉庫事業は、全体的に荷役量が減少したが、食品や情報管理サービスの文書保管などで取扱高が増加し、売上高は18億3300万円（1.9％増）となった。営業利益は、減価償却費など費用負担が増加し、3億4600万円（18.5％減）となった。
来期は売上高118億円（1.4％減）、営業利益3億4000万円（10.8％増）、経常利益2億5000万円（26.1％減）、当期利益1億5000万円（21.4％増）を見込んでいる。
