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伊藤忠商事、アイ・ロジスティクス、バンテック/タイに物流事業合弁会社設立

2004年11月18日/未分類

伊藤忠商事と物流子会社のアイ・ロジスティクス、自動車部品物流大手のバンテックの三社は、タイの工業団地開発最大手であるアマタ社と共同でタイに物流事業を手がける合弁会社を設立する。

新会社「ヴィア・ロジスティクス」(チョンブリ県)は自動車部品の輸送業務や梱包業務のほか、幅広く情報機器や家電製品など製品メーカー、部品メーカーの倉庫業務や輸出入関連業務などを手がける。

資本金は一億二千万バーツ(約三億三千万円)で、伊藤忠商事グループが40%、バンテックが30%、アマタが30%出資。

12月を目処にアマタ・ナコーン工業団地内に物流センター(第一期約9,500m2)の建設を開始し、来年6月から営業を開始する計画。

タイ国政府は、国策の一つとしてLogisticsの競争力強化を緊急課題として掲げており、昨年11月に外資による国際物流センター業に対して法人税8年間免税措置を発表した。

伊藤忠およびアイ・ロジスティクスの持つ中国も含めたアジア域内のEnd to Endの物流事業会社ネットワークに加え、バンテックの自動車部品物流全般に亘る長年培われたノウハウの導入はタイ自動車産業にとって魅力あるものと期待している。

伊藤忠商事グループとバンテックには、アセアンは重要地域の一つとして位置付けられており、近年の経済活動が拡大する中で、タイを中心とした域内物流を大きな商権として捉えており、07年度には売上10億円以上を目指す。

新会社概要
会社名:VIALogisticsCo.,Ltd.(略称ビィアロジ)
住所:タイ国チョンブリ市アマタナコーン工業団地内
資本金:120,000,000BHT(約334百万円)換算レート2.78円/BHT
事業内容:自動車物流業務(自動車部品の集荷/保管/仕分/配達及び、輸出入の業務等)を中心とした物流センター事業。将来的には他分野の物流業務(電子部品・リーテイル等)も取り込みを図る。
資本構成:
アイ・ロジスティクス(日本)22,800,000BHT(約63百万円)19%
アイ・ロジスティクス(タイ)14,400,000BHT(約40百万円)12%
伊藤忠マネージメント・タイ10,800,000BHT(約30百万円)9%
バンテック36,000,000BHT(約100百万円)30%
アマタ36,000,000BHT(約100百万円)30%
事業計画:アマタ工業団地内の土地57,600m2に倉庫を建設予定。
第一期倉庫(9,500m2、内事務所410m:05年6月操業。
第二期倉庫(9,500m2):06年8月操業。

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