井村屋製菓（株）は、平成17年3月期中間決算短信の経営成績で、システム経営を行うとして、ISO9001の定着化、SCM構築を実現し、全ての部門すべてのプロセスにおいてシステム的な思考で実行している。
更に、社内改革として、「顧客満足」をさらに強化するため「ユニット制」の導入を行い、市場環境の変化やお客様のニーズへの素早い対応を目指し、販売においては、販売効率の向上、流通過程での無駄・ロス削減を目的として売上計上基準を出荷日基準から着荷日基準に変更した。
システム経営の一環である、前期から継続して取組んでおりますISCM（イムラヤサプライチェーンマネージメント）活動による在庫削減・物流費減少等の効果に加えコスト削減に取組んだ結果、販売費・一般管理費も減少した。
通期の見通しでも、コスト低減への取組みでは、ISCMの継続実施と来期に向っての物流体制の抜本的見直しを進めているところであります。加えて、「LOSS50CUT」（ロス・無駄の半減）プロジェクトを立上げ「KAIZEN」活動の本格的な活用と相まって利益流出の防止を図っていくとしている。
