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センコン物流/平成17年3月期中間決算短信(連結)

2004年11月24日/未分類

センコン物流(株)の平成17年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

物流業界は、製造業の業況回復傾向を背景にデジタル家電や自動車等の機械関連貨物に一部明るさが見られたものの、公共投資の不振による建設関連貨物の低迷、在庫圧縮による営業倉庫の利用削減、顧客の物流コスト削減による低料金の停滞、また排ガス規制の対策コストと軽油価格の高騰による原価上昇等、引続き厳しい経営環境となった。

このような経営環境のなかで同社グループは、陸海空の複合一貫輸送体制による国際物流の取込みと問題解決型の提案営業を進めるとともに、地域密着サービスの充実を図り新規物流ニーズを創出した。

その結果、乗用車販売事業と倉庫事業の売上増加が寄与し、連結営業収益は6,146百万円(対前年同期比113.9%)。利益面は、運送事業の利益率低下と中食事業の損益改善未達、その他事業における新規事業の固定費負担により、経常利益は8百万円(対前年同期比47.9%)、中間純利益は77百万円の損失(前年同期は71百万円の損失)となった。

セグメント別の概況
運送事業は、国内貨物輸送取扱量が減少した中で、国際貨物取扱量の増加によりカバーしたが、営業収益は2,334百万円(対前年同期比99.4%)、営業利益は環境規制に対応したコスト負担と軽油価格の高騰により76百万円(対前年同期比71.3%)となった。

倉庫事業は、物流システムの再構築による提案営業で新たに物流関連業務受託を獲得し、営業収益は811百万円(対前年同期比110.3%)、営業利益は194百万円(対前年同期比128.4%)となった。

乗用車販売事業(省略)

中食事業は、事業の柱をフード宅配から在宅配食サービスに移し、フード宅配部門を縮小し、在宅配食サービスの弱点であった弁当の外部委託を自社厨房に切替えて顧客獲得を積極的に展開したが、営業収益は139百万円(対前年同期比61.9%)、営業利益は44百万円の損失(前年同期は47百万円の損失)。

その他の事業(省略)

通期の見通し
同社グループは、既存の経営資源を最大限に生かしながら、積極的な人材登用と育成並びにITを駆使した物流システムの提案型営業を継続するとともに、新しい物流ニーズの創出のため新規分野へも積極的に進出し、従来の枠にとらわれない創造力と行動力で収益力の強化と低コスト体質の確立を図っていく。

通期末の業績見通しは、連結営業収益12,600百万円と増収を図れるものの、中間期での実績を解消までは到らず連結経常利益110百万円、連結当期純利益70百万円の損失を見込んでいる。

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