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センコン物流/不採算事業からの撤退で収益大幅アップ

2008年05月21日/決算

センコン物流が5月20日に発表した平成20年3月期決算の業績は、運送事業の減収と不採算事業からの撤退で123億9100万円(前期比1.9%減)となったものの、営業利益は2億500万円(80.7%増)、経常利益2億1100万円(2.7倍)、当期純利益は2億1000万円(前期は2300万円損失)となった。
運送事業は、食品や電気・建設関連貨物等において輸送量は増加したものの、主力製品を含む全体的な貨物の減少と解散した子会社の減収もあり、売上高は48億4300万円(3.9%減)となり、営業利益は、原油価格の高騰に伴う輸送原価の上昇などと減収の影響で、1億5500万円(31.2%減)。
倉庫事業は、主要顧客の販売戦略の変更により複数の品目で保管量が減少したものの、食品や精密機械、総合カタログギフトの物流関連業務等の取引拡大が寄与し、売上高17億5700万円(3.7%増)。営業利益は、増収効果と前期に発生した一時的な物流機器の購入負担などが無くなり、4億5800万円(12.1%増)となった。
次期の見通しは売上高126億5000万円、営業利益2億8000万円、経常利益2億1500万円、当期純利益1億円を見込んでいる。

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