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サカイ引越センター/平成17年3月期中間決算短信(非連結)

2004年11月28日/未分類

(株)サカイ引越センターの平成17年3月期中間決算短信(非連結)の経営成績は下記のとおり。

運輸業界においても、景気回復の広がりから輸送量は持ち直しつつある。反面ディーゼル車規制など安全・環境対策コストの増加や軽油価格の値上りがコスト増となり業界を圧迫しつつある。

引越業界は、住宅ローン減税の継続や各引越業者による需要の掘り起こし努力から、作業件数で持ち直しの様子を見せている。限られた需要を廻っての受注競争は相変わらず続いており、引越単価の回復は厳しいものが予想される。

同社では営業を中心に受注量の確保に努めた結果、作業件数は165,151件(前年同期比8.2%増)となり作業単価の下落(前年同期比1.5%減)にも拘わらず営業収益は16,442百万円(前年同期比6.6%増)を達成した。

利益面は労務費、人件費、広告宣伝費等の増加の結果、経常利益は1,389百万円(前年同期比26.2%減)、中間純利益は役員退職慰労引当金の計上もあり628百万円(前年同期比32.9%減)となった。

下半期の見通し
景気は先行不透明とはいえ改善の兆しを見せ始めており、同社の属する引越業界も都市部でのマンション供給計画に先行き改善の動きが窺われ、やや明るい情勢の展開も期待される。

しかし、激しい受注競争は依然として続くものと予想され、それに伴う顧客からの作業単価引下げ要求も強いと考える。

この中にあって、同社は、引越サービスの高品質を維持するため、サービスの均質化、品質水準アップを目指し技術講習の充実や、教育訓練を実施し顧客満足度を高め。

あわせて市場規模の大きい大都市地区に対しては営業力を一段と強化しデベロッパー、企業法人に対する需要の開拓に努める。

通期の見通し
営業収益33,300百万円(前年同期比5.3%増)、経常利益2,831百万円(前年同期比22.0%減)、当期純利益1,223百万円(前年同期比34.4%減)を予定している。

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