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サカイ引越センター/作業単価下落で営業利益15%減

2009年10月28日/3PL・物流企業

サカイ引越センターが10月28日に発表した2010年3月期第2四半期決算によると、売上高は237億7500万円(前年同期比1.4%減)、営業利益21億4700万円(15.4%減)、経常利益21億9600万円(15.8%減)、当期利益11億6600万円(12.7%減)となった。

第2四半期は支社の開設と法人営業の強化、インターネットでの受注強化などに取組み、作業件数は前年を上回ったものの、作業単価が競争の激化で低下見込みよりも下がり減収となった。売上原価は燃料費の減少などがあった一方、労務費と外注費が増加したことなどで146億2000万円(1.6%増)となった。

販売費・一般管理費は、減価償却費と広告宣伝費が増加した反面、人件費と求人費は減少したため70億700万円(2.3%減)。特別利益は、投資有価証券売却益の計上などで4600万円(210.7%増)と大幅に増加した。

地区別売上高では、全国6地区で最も売上高が高かったのは関東地区の78億3482万円(構成比33.0%)、最も低かったのは中国・四国地区の17億9431万円(7.5%)だった。

通期は売上高525億1400万円(6.6%増)、営業利益55億3100万円(1.8%増)、経常利益55億6100万円(0.4%増)、当期利益29億5800万円(7.5%増)を見込んでいる。

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