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大東港運/平成17年3月期中間決算短信(連結)

2004年11月28日/未分類

大東港運(株)の平成17年3月期中間決算短信(連結)の経営成績は下記のとおり。

同者グループが主力とする生鮮・冷凍食品の輸入環境は、牛肉・鶏肉が主要原産国からの輸入停止により、総じて厳しい状況で推移した。

その中において、畜産物は、牛肉はオーストラリア産等の増加、豚肉は代替需要、鶏肉は加熱加工品の輸入再開やブラジル産の増加等により輸入量は徐々に回復し、水産物・農産品については、それぞれ堅調に推移した。

同社グループは営業活動に積極的に取り組んだ結果、牛肉・鶏肉原料(生肉)は減少したが、豚肉・鶏肉加工品・水産物・農産品でカバーし、前年同期並みの取扱量を確保することができた。

この結果、当中間連結会計期間の連結売上高は前年同期に比較し1億28百万円増(1.9%増)の68億64百万円。連結経常利益は外注費・人件費の削減効果により前年同期に比較し80百万円増(42.8%増)の2億69百万円となり、固定資産売却益を3億31百万円計上した結果、連結中間純利益は前年同期に比較し3億58百万円増(485.0%増)の4億32百万円。

セグメント別の概況
港湾運送事業および港湾付帯事業
港湾運送事業は沿岸荷役料収入が減少したため、売上高は31億68百万円となり、前年同期に比較し0.5%の減収。

陸上運送事業は、トラック運送料収入が増加したため、売上高は11億64百万円となり、前年同期に比較し14.5%の増収。

倉庫業は、保管料収入が減少したため、売上高は14億57百万円となり、前年同期に比較し2.1%の減収。

通関業は輸入食品の自主検査料収入が増加したため、売上高は8億20百万円となり、前年同期に比較し4.3%の増収。

この結果、港湾運送事業および港湾付帯事業全般の売上高は66億10百万円と前年同期に比較し2.1%の増収となり、営業利益は6億19百万円と前年同期に比較し54百万円(9.6%)の増益となった。

その他事業
構内作業料収入が減少したため、売上高は2億54百万円と前年同期に比較し2.7%の減収となったが、不動産賃貸収入が増加したため、営業利益は41百万円と前年同期に比較し9百万円(28.2%)の増益。

通期の見通し
原油価格の動向に不安材料があるが、国内需要が着実に増加していることから引き続き回復していくものと予想される。

輸入食品取扱の環境は、米国産牛肉の輸入再開の見込みが不透明であるので、下半期も引き続き厳しい環境で推移するものと思われる。その中において、豚肉・鶏肉・水産物・農産品については堅調に推移するものと予想される。

同社は、確実に取扱量を確保すべく営業努力を続け、中期経営計画「DAITONEWWAVEPLAN」に基づき、収益体質の強化を目指していく。

通期の連結売上高は126億円、連結経常利益は3億円、連結当期利益は4億10百万円を予想している。

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