東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県は、ディーゼル車規制を共同して実施した一都三県は、今回の三井物産の不正行為について、コメントを発表した。
三井物産の不正行為についてのコメント
・三井物産が行った虚偽データの使用は、一都三県によるディーゼル車規制に誠実に対応した事業者への許し難い背信行為であり、被害を被った事業者に最大限の償いをすべきである。
・本日、発表された対応策は、三井物産が行うべき当然の措置であるが、具体的な方策、スケジュールなど不明な点が多い。速やかに詳細な内容を明らかにするとともに、事業者の実情を踏まえた必要な対策をとるよう、三井物産に求めていく。
・三井物産の行為は、事業者に償いをしただけで許されるものではない。この不正行為は、大気汚染の改善を願う首都圏全体の住民への裏切り行為であり、三井物産は、自らの行為の重大性を深く認識すべきである。
ディーゼル車規制を共に実施した一都三県は、共同して三井物産を刑事告発することも視野に入れ、その責任を徹底して追及していく。