住友金属工業(株)は、特約店とリロールメーカー向け主体に販売しているシームレス材料管(機械構造用鋼管)について、生産性と採算性を向上させ、引き続き安定供給を図っていくために、平成17年1月ロールより、製造外径の集約、ミニマムロットの設定を実施する。
特約店とリロールメーカー向け主体に販売しているシームレス材料管(機械構造用鋼管)については、かねてより製造サイズ(特に外径)が多く、かつ受注ロットが細かいことから、生産効率が非常に悪く問題となっていた。
これについて、生産能率向上を図るため、ロールチャンスの見直し(集約)も行ない、現行は原則として各サイズ毎月ロールしているが、今後受注量の少ないサイズは、隔月もしくは1回/数ヶ月のロールチャンスに集約する。
生産性と採算性を向上させることで、引き続き安定供給を図っていくこととし、これにより特約店の品揃えに対する在庫負担の軽減にもつながるものと判断した。