西濃運輸(株)は、集配業務の安全運行をより確実なものにするため、予防安全および衝突安全機能を一層強化した、小型集配用先進安全車両(以下先進安全車両)を導入する。
先進安全車両は日野自動車との共同開発による3トンクラスの日野デュトロで、昨年11月より関東地区で一部機能を盛り込んだ車両のテスト運行を続け、このほどさらに機能を充実させた車両を配備し、テスト運行を経て導入をする。
小型集配用先進安全車両の特徴
1.予防安全機能
間接視界の拡大を図った「セーフティワイドビューミラー」
左折時に歩行者を察知して接触事故防止を狙う「左側方警報」
バックアイモニターに併せて、後退時に歩行者などを検知して接触事故防止を狙う「バック警報」
看板などを検知して荷台上部の接触事故を防止を狙った「車両上部接触警報(前後)」
見通しの悪い交差点における出会い頭事故防止を狙った、左右の視界を同時に確保する「2方向カメラ」
2.安全機能
「昇降式サイドガード」(右左折時最低地上高120mmまで下降)
前輪による歩行者の輪禍防止を狙った「エアバック式フロントガード」
採用右左折時の巻き込み防止事故防止を狙った「巻き込み防止フェンダー」