アイシン精機（株）は、慧国工業（株）、信昌機械廠（株）と合弁で中国広東省佛山市に車体部品を生産する新会社「アイシン精機佛山車体部品有限会社」を設立し、2006年4月より生産を開始する。
新会社では、電動サンルーフやパワーシートのモーターハウジングなど車体部品の樹脂成形から組み付けまでを一貫生産する。
これまで、中国華南地区には、エンジン部品の生産会社「アイシン精機佛山自動車部品有限会社」、シート部品の生産会社「豊愛(広州)自動車シート部品有限会社」(トヨタ紡織株式会社と合弁)を設立しており、今回の新会社で3拠点目となる。
中国全体では全部で12拠点(華北6社、華中3社、華南3社)で、全事業分野の供給体制が整いつつあり、今後も中国でのアイシングループの現地生産品目を拡充し、得意先への供給体制を確立していく。
新拠点の概要
社名：愛信精機(佛山)車身零部件有限公司
設立：2004年12月2日
所在地：中華人民共和国広東省佛山市南海科学工業団地小塘園
資本金：1,160万USドル(※約12.1億円相当)
出資比率：アイシン精機株式会社55％、慧国工業株式会社25％、信昌機械廠（株）20％
代表：董事長(非常勤):林稔(アイシン精機取締役副社長)
総経理(常勤):濱田保(アイシン精機グローバル生産企画部主査)
工場規模：土地約53,400平方メートル、建物約13,400平方メートル
生産品目：車体部品(電動サンルーフ、パワーシートのモーターハウジング)
生産開始：2006年4月(ラインオフ予定)
売上規模：2006年度見込み約196百万元(約24.7億円相当)
2007年度見込み約405百万元(約51.1億円相当)
従業員数：2007年度見込み約220名
投資額：土地、建屋、設備を含め約166百万元(約20.9億円相当)
