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フェデックス/第2四半期も増収増益2005年度の収益予測を上方修正

2005年01月04日/未分類

フェデックスコーポレーションは、2005年度第2四半期(2004年9月1日~2004年11月30日)決算において、希薄化後の1株あたり利益が1.15ドルとなったことを発表した。

当初フェデックスが予測していた1.10ドルから1.20ドルの範囲内となる。尚、前年度同期の希薄後1株あたり利益は0.30ドル。

第2四半期の連結決算
売上高73億3,000万ドル。前年同期の59億2,000万ドルより24%増加。
営業利益6億ドル。前年同期の1億8,300万ドルより増加。
営業利益率は前年同期の3.1%から8.2%に増加。
純利益3億5,400万ドル。前年同期の9,100万ドルより増加。

フェデックスエクスプレスとフェデックスグラウンドを合わせた1日の平均取扱貨物量は、前年同期に比べて8%を上回る率で伸びている。

これは、陸上輸送とFed Ex International Priorityの取扱量が2桁台も伸びたこと、そして、米国内でのエクスプレスの利用が増加し成長軌道に戻ったことが貢献している。

フェデックスフレイトの1日の平均の小口トラック輸送(LTL)取扱量は12%増加した。また、貨物1個あたりの売上は、フェデックスエクスプレス、フェデックスグラウンドともに増加。一方、フェデックスフレイトではハンドレッドウエイト(約45キログラム)あたりの売上が伸びた。

第2四半期の売上には、2004年2月に買収したフェデックスキンコーズの5億2,400万ドルを含んでいる。

また、「Air Transportation Safetyand System Stabilization Act(航空運輸安全制度安定化法)」に基づき、フェデックスエクスプレスが受け取った政府援助額を巡る不服審査に対する米運輸省(DOT)の最終命令が決定し、受取超過分4,800万ドル(希薄化後1株あたり0.10ドル)を第2四半期において返還した。

ただしこの返還分を一部相殺するかたちで、「American Jobs Creation Actof2004(2004年米国雇用創出法)」の通過に伴い、希薄化後1株あたり0.04ドル分の税制上の優遇措置を受けた。前年度の第2四半期の決算には、早期退職および退職手当制度に関連する事業再編成に伴う費用2億8,300万ドル(希薄化後の1株あたり0.57ドル)を計上した。

今後の展望
フェデックスは、第3四半期の希薄化後1株あたり利益を0.90ドルから1.00ドルと見込んでいる。その為、当初4.40ドルから4.60ドルとしていた年間の希薄化後1株あたり利益予測を、4.60ドルから4.70ドルへと上方修正した。2005年度の設備投資額は約22億ドルと見込んでいる。

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