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安田倉庫/危機管理強化で日本IBMへIT業務を委託

2005年01月06日/未分類

安田倉庫(株)は、受発注や入出庫などの物流管理業務をおこなう同社の基幹システムの運用・管理業務を、日本アイ・ビー・エム(株)に委託する。

アウトソーシングの開始は2005年1月3日、契約期間は5年間、契約金額は総額で約9億円。

安田倉庫は、昨年4月からスタートしている中期3カ年計画「CS・3キューブ」の基本目標であるCS向上の一環として、また企業の社会的責任を推進する施策の1つとして、ITの危機管理強化に取り組み、障害が発生した場合の、業務中断時間を極力短くすることを目標とした。

この目標を実現するため、従来自社内に設置していた基幹システムを日本IBMの堅牢なデータセンターで運用・管理する。

また、メインフレーム、ストレージ、ネットワークをそれぞれ二重化し、さらに堅牢なシステムとなっている。

安田倉庫は、日本IBMへアウトソーシングすることにより、二重化などの措置を自社で独自に実施した場合に比べ、約3割のコスト削減を見込んでいる。

また、システムの運用や保守業務に割かれていた人員が、ITの企画・立案業務に注力でき、より経営に貢献するITシステムの実現を期待している。

今回、日本IBMは、IBMのオープンメインフレーム「IBM z Series」を活用し、必要に応じた処理能力を柔軟に提供するオンデマンド型のサービスを提供する。

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