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アイトス/RFIDを使ったアパレルの製品管理システム導入

2005年01月06日/未分類

(株)サトーは、衣料品の入出荷検品や棚卸などの際、RFIDとバーコードで製品を個別に管理するシステムをアイトス(株)に導入した。

アイトスは、メンズウェア、ユニフォーム、ワーキングウェアなどの衣料品を製造販売するアパレルメーカー。

新製品管理システムは同社の東大阪物流センターで製品の入荷時に個々の製品にICタグを取り付け、センター内の製品移動や在庫管理、棚卸、出荷検品作業のほか、百貨店の催事販売時の製品情報管理を迅速・確実に行うもの。

システム運用は、入荷時に予め製品に付けられている値札のバーコードを読み取り、そのデータをもとに管理用のICタグにID情報を書き込み、値札と一緒に製品にICタグを取り付ける。

製品の移動や出荷、棚卸作業時にはICタグの情報をハンディ式リーダライタで読み取り、物流センター内の無線LANネットワークを使いサーバーにアップロードすることで、製品の履歴入出荷や在庫情報が蓄積される。

さらに、ICタグに製品の品番、商品コード、色、サイズ、書き込み日付時間などの情報を付加することで、製品販売時にきめ細かいサービスが行なえる。

アイトスで導入するRFIDとバーコードによる製品管理システムの主なメリットは、「ICタグによる読み取り操作の簡易化・迅速化で、検品作業が誰でも確実に早く行なえる。特に催事販売場での検品や販売、撤収作業に有効」、「棚卸の細分化と在庫精度が向上する」、「製品販売後はICタグを回収しデータを書き換え再利用が可能」など。

サトーはアイトスとの商談で、RFID仕様値札タグプリンタ「TR400e-RFID」とICタグ値札、ハンディ式リーダライタを販売、ソフトウェアは(有)アイエフが開発した。

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