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航空電子/国内で一貫生産体制強化

2005年01月13日/未分類

日本航空電子工業(株)は、自動車市場、デジタル家電市場向けに売上拡大に対応して、国内/海外生産拠点の体制を増強し、金型からコネクタの部品加工、組立までの一貫生産体制強化を図ることと、合わせて7Days24H操業可能体制による設備操業度の向上を図ることで、コストダウン、L/Tの短縮、品質の強化を目指す。

国内では、グループ最大の生産子会社・弘前航空電子/HAEに、今般プレス工場を新設し、順次生産設備導入と人員の増強をはかることでプレス生産体制を増強し、2005年10月より操業開始を目指す。

HAEは、モールド部品加工、部品のメッキ加工、コネクタ製品組立が主力の工場で、主要部品のコンタクト等のプレス部品は、一部生産は行っているが、大半はグループ会社の山形航空電子や協力工場から調達している。

これを受けて2007年度までに順次社内プレス生産比率を引き上げ、一貫生産体制の強化を図っていき、1分当り2千~3千回転の超高速プレス機の導入も図る計画。

コネクタの主要生産設備である金型のL/T短縮は、市場の変化に対応し、新製品をタイムリーに提供し、CSに適応していく上で重要な課題。

同社のプレス、モールド金型の生産拠点は富士航空電子だが、HAEもモールド金型の生産拠点として、生産設備、人員の増強をはかることで、新たに体制を構築しL/T半減を目指す。

海外でも昨年6月に中国無錫/JAEWXで増床しているが、同社はことし新工場建設に着手し、2006年春に一貫生産体制による操業を予定するなど、積極的な展開を行う。

HAE一貫生産体制強化の概要
中期生産計画200億円
プレス工場/現在の敷地内に3400㎡の工場新設、05年4月より着工、05年10月操業
プレス生産体制増強に伴う設備投資(計画)/05年度約9億円(建物、生産設備)

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