三光合成（株）は、中国（天津市）における子会社の生産強化・拡大を図るため、工場の建設を実施するとともに、同社への増資を実施した。
携帯端末の生産は現在サニングデール社へ委託生産しているが、今後の受注が2005年度1,500万台、2006年度2,000万台と確定しており、生産能力が不足する。
このためl、新たに近隣の標準工場を手当てし、内装工事及び設備投資（塗装設備、成形ライン等）を実施し生産に対応するとともに品質及び価格面で競争力を強化する。
新工場の概要
名称：天津三華塑膠有限公司第1工場（仮称）
所在地：天津市経済技術開発区内
建物面積5,353㎡
工事計画
着工時期：平成16年11月
完成予定時期：平成17年4月
設備投資総額
内装工事：70百万円（636千米ﾄﾞﾙ）
塗装ライン：310百万円（2,818千米ﾄﾞﾙ）
その他：120百万円（1,091千米ﾄﾞﾙ）
合計：500百万円（4,545千米ﾄﾞﾙ）
（2,500千米ﾄﾞﾙは増資、残りは銀行借入）
生産工程：成形・塗装・印刷・組立
生産能力：年間3,000万台
従業員数：約50名
売上計画：平成17年1月～12月：260百万RMB（約34億円）、平成18年1月～12月：450百万RMB（約58億円）
増資の概要
増資前資本金：300千米ﾄﾞﾙ
増資後資本金：2,800千米ﾄﾞﾙ
増資日：平成16年12月
増資後出資比率：三光合成ｸﾞﾙｰﾌﾟ80％、三井物産（株）20％
