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三共アグロ/栽培履歴管理システムの実証試験開始

2005年01月23日/未分類

三共アグロ(株)は、独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構北海道農業研究センター(以下:北農研)、NTT東日本の協力の下、栽培履歴管理システムの全国規模での実証試験を平成17年2月1日より開始する。

昨今の無登録農薬問題、輸入農産物の残留農薬問題などから食の安心に対する消費者の関心はかつてないほどに高まっており、農業現場でもトレーサビリティシステム導入の一環として栽培履歴の記帳・提出が求められている。

一方、生産者は農産物の価格低迷等により生産履歴記帳、開示に関わるコストを価格に転嫁することができない上、使用する農薬の登録チェック等、煩雑な作業を伴うために栽培履歴記帳の普及に大きな障害となっていた。

同社はこのような状況の中、「生産者の視点に立った価値ある製品とサービスの提供」という経営理念に則り、本システムを無料で提供し、広く普及させることで生産者の皆様の利便性向上と消費者の方々に対する「安全」、「安心」の提供をはかって行く。

本システムは従来紙ベースで行われる事が多かった栽培履歴記帳作業(いわゆる防除日誌等と呼ばれていたもの)を同社会員制ホームページ上で行うシステム。

本システムは以下の点から使用者である農家の方々が広く、簡単に利用できるとともに栽培履歴の開示がいつでも可能となるため、食の安心を支える一。

記帳(入力)された農薬の農薬登録の有無や希釈倍数、処理量、使用回数などの使用方法が最新の登録に沿って自動的にチェックできる<適切な栽培管理>

作成された履歴はサーバーに保管されるので、紙ベースに比べて紛失することもなく整理も容易で、確実に保管・管理できる<適切な保管管理>

保管された履歴情報はいつでも利用可能なので、開示等の要求に対してすぐに対応できる<適切な利用>

会員制ホームページ会員は誰でも無料で利用できる<無料>

また、将来的には、消費者に向けた情報の開示システム構築を模索する。

問合せ先
三共アグロ株式会社
営業推進部普及グループ
TEL03-3814-7206

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