米国マニュジスティックス社は、米国共通役務庁(General Services Administration: GSA)の在庫管理と調達業務を改善するため、2004年8月にGSAの主契約業者として複数年にわたる業務契約を受注した。
この受注は、GSAが1年にわたり実施してきた各種ソリューションの調査、検討作業を締めくくるもの。
GSAは、すべての配送拠点と小売拠点にわたり、需要および補充計画を統合し、商品管理責任者が、小売および卸売業者に対して消費需要と補充を連動できるようにすることを狙っている。
マニュジスティックスのアプリケーションは、GSAグローバルサプライ部門の供給管理担当者が現在利用しているレガシーシステムの機能をリプレースすることになる。
新たな業務プロセスとアプリケーションの導入は今年晩春頃の完了を目指しており、これによりGSAは、需要予測精度を改善し、在庫水準を引き下げ、高い顧客サービスレベルを維持することができるようになる。
GSAはマニュジスティックスのソリューションを活用して、小売および卸売配送拠点のみならず、全ての物流センターへの在庫の流れを管理、およびモニターする。
GSAは管理する品目数が100,000点以上、在庫管理拠点が75以上にものぼり、公共部門の中でも最も複雑といえるサプライチェーンを管轄する。