GXSは「GXS SWIFT Service Bureau（サービスビューロー）」の新サービスとともに、「GXS Managed Services」の導入事例を発表した。
SWIFTとはベルギーで設立された金融業界の標準化団体で、高度に安全化された金融メッセージサービスを提供。日本でも、大手都市銀行をはじめほとんどの金融機関が利用している。
「GXS SWIFT Service Bureau」は、SWIFTのネットワークとB2Bアウトソーシング大手のGXSが結びついたもので、決済、外国為替、証券処理など企業の銀行取引を管理できるITアウトソーシングサービスとなっている。
従来だとそれぞれの銀行との接続は、フォーマットや認証・セキュリティ面などの問題があり、膨大な手間暇をかけてシステムを開発する必要があったが、このサービスで安全・快適な企業-銀行間接続が
安価で提供されることになった。
一方、同社の持つB2Bアウトソーシングサービスについては、「GXS Managed Services」で導入事例を基に説明。事例では柳河精機の3工場における購買調達業務を一本化した電子購買管理システムを紹介。大幅に調達コストが削減され、データに基づいた戦略的な発注業務が可能となった。
さらに、FAXや郵送代など年間約34,000枚以上使用していた紙の削減も図れ、環境保護にも役立ったという。
＜導入事例として紹介された柳河精機（四輪・二輪部品メーカー）のソリューション構成図＞
