NEC信息系統(中国)有限公司は、江蘇省(蘇州、無錫、常熟など)に進出している日系企業に対し、コンピュータ技術やネットワーク技術を総合的に活用して経営課題を解決するトータルITソリューションを提供するための窓口として、「蘇州事務所」(日本語表記:蘇州システムセンター)を開設した。
近年、外国資本の製造業の生産拠点が中国沿海地区に設立されており、日系企業も数多く進出しており、中でも華東地区には、2,300社余りの日系企業が拠点を設けており、その数は中国における日系資本企業総数の約45％となる。
華東地区に属する江蘇省にも多くの日系企業が進出しており、総数の約15％を占める。
NEC信息系統(中国)有限公司は、上海支社から出向く形で蘇州、無錫、常熟等の地域をサポートしてきたが、現地対応の迅速化や窓口の一元化により顧客満足度を向上させるため、蘇州事務所を設立することとした。
NEC信息系統(中国)有限公司は、既に北京、上海、広州、大連の中国主要都市にサービス拠点を有しており、蘇州事務所は5拠点目。
蘇州事務所の人員は、営業、システムエンジニア、ネットワーク技術者など計6名。
主なサービス内容は、製造業に向けたERP・CRM等のシステム構築サービス、音声系とデータ系のシステムを統合したIT・ネットワーク基盤構築サービス、システムの運用管理を請負うITマネージメントサービス、ネットワークへの不正進入や情報漏洩を防止するセキュリティソリューションなど。
