光洋精工(株)と豊田工機(株)は平成18年4月1日、対等の立場で合併する。
光洋精工は大正10年にベアリングの製品化を行い、現在までに各種ベアリングはもとより、これを核にステアリング等幅広く自動車部品の供給を行ってきた。
豊田工機は昭和16年より工作機械の世界トップメーカーとして歩み、その強みを生かした自動車部品のステアリング、駆動系部品等で大きく業績を拡大している。
両社は平成14年11月に(株)ファーベスを設立し、地球環境保全の観点から需要が急増する電動パワーステアリングの営業・開発の協業を進め、先進技術による商品提供を行っている。
この度、このファーベスでの実績を踏まえ、両社が有する幅広い経営資源を結集し全体統合することにより、ステアリング事業においてはより大きな成果を出せると同時にベアリング、工作機械、駆動事業においてもシナジー効果の発揮が可能となると判断した。