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SAS/2004年業績、前年比15%増の史上最高売上を達成

2005年02月20日/未分類

米国SASInstituteInc.は2月3日(現地時間)、2004年度の決算報告を発表した。

売上、顧客の拡大で前年に続く成功を収め、通期売上高が前年比で15%増、15億3,000万米ドルに達した。

この結果、SASは28年連続で売上増と利益増を達成したことになりm卓越した業績の要因として、各業界に対する注力、革新的な「SASR9EnterpriseIntelligencePlatform」の世界同時投入、および次世代のビジネス・ソリューションのリリースなどが挙げられる。

SAS、CEO兼代表取締役社長のジム・グッドナイトは、「SASの優位性は、市場のどんなソフトウェア製品よりも迅速に、組織全体にインテリジェンスを提供することを可能にする能力です。弊社は、顧客の業界特有の課題を理解し、迅速さという価値を提供することに注力している。SASは、データの可視性のみならず、企業にとって新たに重要課題となる問題に解決を与える。弊社は、景気回復時に高い競争力を保持するため、市場停滞時に雇用と新テクノロジーへの多額の投資を行なっている。今回の業績には、その成果が表れている」と述べている。

金融、小売、通信業界の顧客にとって熾烈な競争の結果、キャンペーン・マネジメントとマーケティング・オートメーションを含むカスタマー・インテリジェンスが2倍以上に増加した。

ABC/M(活動基準原価計算/管理)、パフォーマンス・マネジメントといった、企業の健全性の監視、管理に関係するアプリケーションは、2003年と比較して30%以上増加した。

企業のコスト管理意識の高まりにより、ITマネジメント・アプリケーションは約30%、リスク・マネジメント・アプリケーションは20%の収益増を達成し、SASの最も得意とするアナリティックス、データ管理も20%以上の収益増だった。

業界別は、金融サービスが引き続き収益源のトップで、業界別収益の35%を占め、特に堅調な伸びが見られたのは、金融サービス業(22%)、医薬品製造業(20%)、公共部門(30%)、通信業(18%)、エネルギー/電力業(18%)、小売業(9%)。

SASの長期に渡る世界的なプレゼンスは、世界各地での収益の堅調な伸びで示され、地域別収益では、南北アメリカが46%、ヨーロッパ/中東/アフリカ地域(EMEA)が44%、アジア太平洋地域が10%となっている。

特にアジア太平洋地域では、売上げの急増により、20%の収益増を記録し、中南米では、総収益が2003年と比較して50%と大きく増加した。

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