LNEWSは、物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信しています。





物流・ロジスティクス・SCM分野の最新ニュースを発信

ハートウェル、センコー、日本ユニシス/福祉用具レンタル業界でICタグ実用化

2005年02月20日/未分類

(株)ハートウェル、センコー(株)、日本ユニシス(株)の3社は3月28日、福祉用具のレンタル流通において、ICタグ技術を活用した運営・管理システム「One’s Heart」を共同開発し、ハートウェルでの実用化を開始する。

本システムは、福祉用具のレンタルビジネスで循環する商材一品一品にICタグやバーコードを貼付することにより、利用者からメンテナンスセンターに至る流通全体にわたり、リアルタイムに流通・履歴情報を管理することができる。

また、利用者やケアマネージャ(介護支援専門員)が要求する多種にわたる福祉用具を効率良く流通させ、高品質の商品を安定して提供する。

システムの特徴
・循環する商材の製品年齢、メンテナンス履歴、流通履歴を個品レベルで管理し、廃棄基準の遵守を実現します。また、商品の年齢(レンタル年齢、レンタル回数)やメンテナンス内容を把握した上で、新商品開発を実施し、顧客満足度向上を実現する。

・在庫ステータス(レンタル中、消毒中、消毒済み等)に応じてリアルタイムに在庫が把握でき、消毒前(レンタルアップ)在庫や消毒・メンテナンス中在庫も含め、資産管理と、受注・出荷の観点から在庫を把握、不要な新規商材の投入を抑制し在庫圧縮を実現する。

・2.45Ghz帯域のICタグをレンタル商品だけでなくカゴ車(カゴ型運搬台車)にも全面採用し、メンテナンスセンターに設営した出荷ゲートを通過させることで、出荷・積込検品を完了させる。

・規制緩和により本年4月以降解放される予定のUHF帯のICタグの採用タイミングも考慮し、開発設計を行っている。

各社の役割は、ハートウェルが本システム開発のプロジェクト管理を統括。本システムの運用。センコーは、在庫管理システム開発および構築。ハートウェル物流を担当し、日本ユニシスがICタグ適用コンサルおよびICタグを用いた入出荷システム開発を行った。

関連記事

未分類に関する最新ニュース

最新ニュース