日華化学（株）のベトナム子会社「ニッカベトナム」の工場と事務所棟が竣工した。
日華化学グループの主力事業は繊維加工用界面活性剤の製造・販売であり、65年にわたり培ってきた技術を基に日本の繊維産業のみならず台湾、韓国、インドネシア、タイ、中国、米国に子会社を設立し、各国の繊維産業の発展に寄与してきた。
ベトナムにおいてもこの経験、ノウハウ（技術）を活かし、繊維産業の中心であるホーチミン市郊外にニッカベトナムを設立し、工場と事務所棟竣工の運びとなった。
当地での製造販売体制構築により、ユーザーへのスピーディーな繊維加工薬剤供給と顧客対応が可能となりる。
ニッカベトナム会社概要
社名：NICCAVIETNAMCO.,LTD.
場所：ベトナム国ドンナイ省ビエンホア市アマタ工業団地（ﾎｰﾁﾐﾝ市から北へ約30km）
代表者：安川敏憲社長社員数：16名
資本金：US＄1,000,000.-設立日：2004年6月25日
資本構成：日華化学41％、香港日華化学有限公司39％、住友商事ケミカル（株）20％
敷地面積：5,396.8㎡事務所棟（2階）440㎡工場（3階）600㎡
生産能力：3,000トン／年、数年後に10,000トン／年まで増設予定
生産品目：繊維用界面活性剤（精練剤、染色助剤、機能仕上剤）約60品（初期）
売上計画：2005年160百万円、2006年270百万円、2007年370百万円
