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いすゞ自動車/商用車用テレマティクス「みまもりくんオンラインサービス」拡大

2005年02月27日/未分類

いすゞ自動車(株)は、商用車用テレマティクス「みまもりくんオンラインサービス」に、ルート配送の効率化および予防整備に寄与するメニューを新たに設定すると共に、適用範囲を小型トラック「エルフ」と中型トラック「フォワード」にまで拡大し、2月28日より発売する。

これに合わせて、初期導入価格及び月当たりの利用価格を大幅に引き下げ、トラックの情報化を加速させる。

「みまもりくんオンラインサービス」は、パケット通信網とインターネットを活用し、リアルタイムに車両の運行情報(燃費、CO・NOx・PMの排出量、位置情報、ドライバー運転操作情報など)を提供するシステムで、昨年2月にいすゞの大型トラック「ギガ」を対象にサービスを開始し、運送会社と荷主企業の経営効率向上に効果を発揮している。

現在いすゞでは、トラックというハードだけでなく、トラック輸送をより効率化するソフト面の提案活動にも全力を挙げて取り組んでいるが、今回の「みまもりくんオンラインサービス」展開拡大により、幹線輸送から小口輸送まで、トラックにおける全ての輸送形態をカバーするシステムが完成したことになる。

提供価格を初期導入価格として車載端末および通信端末込みで49,980円/台(消費税込、取付工賃別途)、月当たりの利用価格は945円/月(消費税込)の定額制(au基本料および通信料はいすゞ負担)と、既に展開している大型トラック『ギガ』も含めて大幅に引き下げる。

主な特長は
・運行ダメージを最小限に止めるリアルタイムの情報サービスとして、「輸送状況お知らせサービス」を新たに設定した。みまもりくんが定期的な連絡を確実に代行することで、延着情報などをリアルタイムにキャッチできる他、車の運行状態を常に把握することが可能になった。

・車両使用状況を示す「メンテナンスレポート」を新たに設定し、お客様に対する最適な予防整備提案を可能にした。

・経費節減・効率化を促進する運行ごとのレポートサービスとして、「省燃費運転ダイジェストサービス」を新たに設定した。省燃費運転レポートサービスのダイジェスト版として10人分の乗務員レポートを一覧化、要改善ポイントには★印をつけるなど、運行管理者が使いやすいフォーマットとした。

・「運行時間分析レポートサービス」を改良し、ルート配送をイメージした内容にした。計画された運行時間との差を分析し、正確な運行時間管理をサポートする。

目標契約台数は、「エルフ」、「フォワード」、「ギガ」合わせて2,200台/年(2005年度)。

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