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伊藤忠商事/不動産ファンド事業を積極推進

2005年03月27日/未分類

伊藤忠商事(株)は、年内を目標に賃貸住宅特化型REITを立上げる。資産運用会社を設立済で、金融機関・不動産会社他との提携を図りながら、資産規模500億円以上のREIT立上げの本格的な作業を進める。

尚、伊藤忠商事がファンドマネジャーとなり機関投資家の資金を活用し立上げた賃貸住宅特化型ファンドでの保有分を中心に、伊藤忠グループで既に500億円以上の賃貸住宅資産を保有している。

また伊藤忠商事がファンドマネジャーとなり立上げた物流施設特化型ファンドにおいても、3月末までに約100億円規模の資産を組み込むことが確定した。今後、物流施設も運用資産を300~500億円程度まで積み上げた上で、REITの立上げを視野に入れていえy。

伊藤忠商事がファンドマネジャーとなっているファンドは、賃貸住宅特化型で5本(首都圏中心の開発型ファンド3本、保有型ファンド1本、及び大阪中心の保有型ファンド1本)、物流施設1本、と商業施設1本であり、ファンドの資産総額は約1000億円規模になる。

■特徴
1.開発、運営力による付加価値の創造、他ファンドとの差別化
伊藤忠商事は、不動産ファンド事業推進にあたり、単に既存物件を購入するだけでなく、伊藤忠商事グループとしての機能、ノウハウを活かせる特定分野(主に住宅・物流・商業)に重点を置き、開発、運営力による付加価値を創造し、それにより他ファンドとの差別化を図る。

2.案件の取得・開発から保有・運営までの一貫システムの構築
伊藤忠商事は、賃貸住宅に関し、既に立上げ済みの開発型ファンドに加え、賃貸住宅特化型REITを立上げることにより、案件の取得・開発から保有・運営に至るまでグループにて一貫して手がけるシステムを完成させることができる。このことにより、投資家に対し安定的な収益を確保し、且つ伊藤忠グループの安定的なフィービジネスの展開が図れるものと考える。賃貸住宅に続き、物流施設、商業施設にも順次同様のビジネスモデルを拡大していく予定。

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